メディカルアロマとは

ヨーロッパで医療として使われている「メディカルアロマテラピー」

代替医療、西洋医療、統合医療

 

「アロマ」と聞けば、日本では、香りや芳香成分として心の癒し・リラクゼーションとしてのアロマテラピー(イギリス式アロマセラピー)が一般的だと思いますが、 約100年前からヨーロッパ、特にフランスやベルギーなどの医療現場で治療法として使われている「メディカルアロマテラピー」が、近年日本国内でも注目を集めています。 メディカルアロマテラピーとは、フランスで医療として使われている、アロマを応用した治療法です。
名前の通り、メディカルアロマテラピーは香りだけではなく、精油の力で病気になる前の不調な体のケアや、病気とは認められない症状を改善するもので、漢方薬や近年リハビリテーションでも活発に利用されている音楽療法などがある「代替医療」として分類され、 これらと一般的な「西洋医療」とを組み合わせた「統合医療」としての利用が、国内でも広がりを見せています。



二種類のアロマテラピー、「イギリス式」と「フランス式」。

精油

そもそものアロマテラピーは、1928年フランスの科学者ルネ・モーリス・ガットフォセが、実験中にやけどをした際にラベンダーの精油を用いたことから生まれました。『アロマテラピー』と名付けて出版したこの療法が、メディカルアロマテラピーの起源です。
さらに1961年、精油を植物油に希釈(薄めること)してマッサージする方法が編み出され、美容やストレス解消・癒しを目的とするアロマテラピーが提唱されました。これがイギリスに伝わりましたが、医療としては認められずに、リラクゼーションとしてのアロマテラピーが定着したのです。
日本ではフランス式はとても少なく、マッサージや癒しがアロマテラピーの代名詞になっていますが、「メディカルアロマテラピー」は成分を直接体に取り込み、治療するので、効果の違いはいうまでもありません。



「メディカルアロマテラピーで健康管理を」を、日本に多く広めたい。

楽しい授業

特に近年は、アレルギーやうつ病・不眠症などの精神疾患に効果があるとされ医療機関の治療に取り入られていることに加え、 薬による慢性化の問題や副作用の弊害もなく安心して使えることから「医療費の削減」にも繋がるため、 医療全体のコスト面からの注目を集めており、本物の精油(厚生労働省指定機関による分析表添付されたオイル)を使ったオイル調合ができる専門知識が注目を集めています。
サクラビューメディカルアロマスクールは、メディカルアロマテラピーを学問として捉え、自分や家族の健康管理(プライマリケア、クオリティオブライフ)に使える知識を皆さんにもっていただきたいと願い、啓蒙・普及活動を行なっています。

 



NPO法人 日本メディカルアロマテラピー協会(JMAA)が考えるメディカルアロマテラピーとは?

植物から抽出した精油の可能性を考え、どこまで使えるかを追求した治療法です!

プラナロム社ケモタイプ精油・エッセンシャルオイル

 JMAAが考えるメディカルアロマテラピーとは 私たちが考えるメディカルアロマテラピーは、植物から抽出した精油の可能性を考え、どこまで使えるかを追求した治療法です。 昔から、薬は植物から作られてきました。 今でも、医師が薬草を使って治療をしている国がたくさんあります。現代では、その植物にどのような成分が含まれ、どの成分に薬理効果があるかを研究し、化学的に合成することによって即効性があり効果が強い新薬が誕生しています。

 

しかし、強い薬は副作用をもたらし、さらに人間は抗生物質によって耐性のある病原菌を創り出してしまいました。 私たちが使う精油はケモタイプと呼ばれるもので、山野に自生したり、無農薬で栽培されたりした植物から抽出された、成分が明らかなものです。一つの精油には、いろいろな成分が300~400種類含まれています。 メディカルアロマテラピーとしてこのケモタイプ精油を使う場合、含まれる成分のうち、含有量の多い代表的な成分に注目し、刺激成分を避けるなどトラブルが起こらないように十分にに留意します。このため、症状によっては数種類の精油を組み合わせて使うこともあります。 

 

一般的にメディカルアロマテラピーというと、このように有機化学・薬理面からのとらえ方で使いますが、これだけでは現代医薬的に副作用の少ないものととして、そして植物に含まれるたくさんの成分の可能性としてという考え方だけで使うことになってしまいます。


 私たちは、治療としてもう一歩踏み込んだ、メディカルアロマテラピーを考えます。 それは、メディカルアロマテラピーによる治療を治療家の方だけが行うのではなく、メディカルアロマテラピーについての正しい知識を持つことで、お母さんがお子さまにも安心して使うことができる、「おばあちゃんの知恵」のような民間医療として行うことができるのではないかということです。 メディカルアロマテラピーのすばらしさは、感染症に対する可能性と自律神経系・免疫系・内分泌系への作用としての可能性があることだと思います。また、精油の組み合わせで、鎮痛や鎮静・局部麻酔・抗炎症のように即効性のある使い方もできますし、体質を改善することで症状の軽快を図る根本的な治療としての使い方もできるということだと思います。

 

治療として考えた時、西洋医学もメディカルアロマテラピーも、強く作用するものを使って即効性を求めることもできますが、これは対症療法であり根本的な治療とは言えません。根本的な治療とは、やはり「なぜこの病気になったか」を考え、体質や気持ちを考えて治療することなのではないでしょうか。 ところが、現代の医療システムでは、このような根本的な治療はなかなか難しくなっています。たくさんの患者さんを扱わなければならない病院では、入院でもしない限りとりあえずの症状を緩和するだけの治療で終始してしまいがちです。

 

しかし、体質を改善し、病気にならないようにケアし、また症状が軽いうちに直してしまうことは家庭でも可能です。そして、そこにメディカルアロマテラピーの可能性があると思います。 アロマセラピーでは、香りでストレスケアとかリラックスができるといいます。しかし、精油にリラックス効果があっても、その精油の香りが好きでなければ効果は期待できません。また、香りを嗅いだだけで、すぐにリラックスできるという人がどれだけいらっしゃるでしょうか。 

メディカルアロマを作る楽しみ

メディカルアロマでハンドマッサージ

 ひとつの例をお話ししましょう。 私は1人の入院中のお年寄りに元気になっていただくためにマンダリンの精油を選びました。まずこれはみかんの香りだよと言って好きかどうか確認をして、好きと言うイメージを与えました。 次にみかんと言えばコタツだねとコタツをイメージさせ、コタツと言えばお正月とイメージを与え、お正月は孫や家族と楽しかったねと、記憶と香りをイメージさせました。そして、今年の冬は退院して、またみんなでお正月を迎えようねと言いました。 お年寄りにとって、マンダリンは楽しくて元気になる香りというイメージになり、病室でマンダリンの香りを使い、年末に退院することができたのです。 確かにマンダリンにはリラックスさせる成分が有り、お年寄りの不安を取り除くために使用したのですが、このように相手のことを考えて使わなければ効果はなかったでしょう。 メディカルアロマテラピーは治療の1つで、西洋医学的な即効性の有るブレンドから、 相手の体質を考えた根本治療まで幅が広く、知識を持てば安全で可能性があり、 誰もが行うことのできるすばらしい物です。 そしてさらに相手を理解し、相手のためにと言う優しい気持ちがプラスされて、大きな効果が出る治療法だと思います。 

 

日本メディカルアロマテラピー協会は、メディカルアロマテラピーを通して自然のすばらしさを知り、人に対するまごころを考えることによって本当のテラピストを育て、その活動によってご家庭での幸せのお役にたてればと考え、広い意味でのメディカルアロマテラピーを広めて行きたいと考えています。

 

NPO法人 日本メディカルアロマテラピー協会(JMAA) より引用

SAKURA viewは、この理念を基に授業をおこなっていいます。